誰もいないと思っていても、どこかでどこかでエンゼルが

情報ツールの進化で世界中がとんとんとんからりと隣組な状態になっていると感じる。井戸端会議が世界中継され、王様の耳は驢馬の耳と叫べない。何かの綻びをこぞってほじくり、すぐに捨てて新しい綻びに指を突っ込む。
自由過ぎる故の窮屈。見えない60億対の目に怯えている。

揚げ足取りの流行は、言葉が通じない無力さと最悪が回避出来ないままの閉塞感のはけ口なのか。
海の向こうで日の丸を焼かせた奴らと同じ事をしているのではないのか。しかも自発的に。

それでも、私は貝になりたくない。