2006-10-19 #1 のだめカンタービレ 『赤毛のアン』に出て来る、絵画を人間で再現するものを"活人画"と呼ぶ。 ドラマ「のだめ」は"活動人漫画"と呼びたくなる。 漫画→実写の"翻訳力"が素晴らしいのだ。 特に、のだめ→上野樹里はドラマ史上最も原作を上手く翻訳した希有な例であろう。 千秋との2台ピアノ演奏シーンは、目の前で原作漫画が人間に姿を変えて展開されているかのようだった。 シドニィ・シェルダンの超訳版はもういらない。ハインライン/矢野徹、福島正実。グウィン/清水真砂子。そしてモンゴメリ/村岡花子。 翻訳の力が原語の壁を越え、異なるものの神髄を我らの手に与えてくれるのだ。