?塀内夏子『雲の上のドラゴン』


スポ根から三国志まで熱く燃える漫画の第一人者、塀内夏子の"漫画家入門+漫画エッセイ"。
テビューするまでの思い出や、具体的な指南等、かなり面白い。
その中に、島本和彦との対談…と言うか、会見録のような一編があるのだが、塀内画による島本"炎尾燃"和彦像がかなりクリソツ。


島本氏の携帯の着メロがサイボーグ009だと知った時の反応がコレ。→   
そして最期に送ったエールがコレだ!



理屈抜きに面白い作品は、実は緻密に"面白くする理屈"を考えてから、その理屈のすべてを"画面"に昇華させているのですね。
「漫画を描くのが好きだから漫画を描く」「読者を喜ばせるために描く」
それは決して「自分の好きなモノだけを同じように好きな人が楽しむ」ことではないのですね…。