WATCHMEN

さしずめ「ダークナイツ」か。
ヒーローはファンタジー世界に存在する。どんなに我々の現実世界に類似していようと、彼らの居る場所はファンタジーなのだ。
これは、彼らを同じフロアーに降ろした時に生じる矛盾が題材でありテーマでもある。
論理的な設定など出来よう筈のない歌舞伎や浄瑠璃の「黒子」を疑似論理的に物語る事を楽しむ映画とも言える。

アメリカと言うヒーローが現実世界に引き下ろされた近年を象徴しているんだろうな。