トランスフォーマー

手書きのロボットアニメは終焉を迎えた。
これは超絶技巧アニメーターがいくら頑張っても太刀打ち出来ない。

二次元上に「リアル」を追求して来た。身を削って微細な書き込みを、重量感ある動きを、ハイスピードなアクションを描いてきた。
その積み重ねを吸収したデジタル映像が、人の手をもっては到底描けない「リアル」を具現化してしまった。

ワープを手に入れた者は、もう亜光速にもならぬ船では宇宙を飛ばないだろう。

竹槍では戦えないのだ。