サマータイムマシン・ブルース

上野樹里が目当てで観に行きました。
最初、何か脈絡が無く支離滅裂に感じるが、話が進むに従ってパズルのピースがはまって行くように全てが見えてくる。混乱するかもしれないが、漠然と観ていてもちゃんと分かるようになっているので大丈夫。
時間ネタものはどうしてもパラドックスの処理が必要になって来るが、そこに悩んでは楽しめない。ここはそんなもの忘れて、ちりばめられたビーズ玉が繋がって行く様を楽しむのが良い。
タイムパラドックスを解決する方法はひとつよ。考えないこと」(by USSヴォイジャー艦長キャスリン・ジェインウェイ)
 
タイムマシンのデザインがジョージ・パルの"それ"へのオマージュだったり、舞台が大学の部室とその周辺だけだったり、作品自体が自主映画のノリだったなぁ。プロの仕事の商業自主映画と言う印象でした。
あー、そうそう、『踊る大捜査線』に必ずスターフリートのユニフォームでチョイ役出演してた人が出てました。
TNGの制服上半分(階級章は大佐!)に半ズボンと言う格好。この人、有名なトレッキー舞台系俳優なんですね。
 
追記
これってもともと舞台劇だったんだね。どうりで部室だけで話が展開する訳だ。