サンマリノGP

'79フランスGP、ディジョン・サーキットにおけるジルvsアルヌー、ラスト3周の伝説のデッドヒート。
昨日のミハエルvsアロンソは21世紀にそれを再現したようにも思える。
26年の時を経て、再びルノーとフェラーリがデッドヒートを繰り広げたのだから。
コース上に"ヴィルヌーヴ"と言う名のカーヴを持つイモラ=エンツォ・エ・ディーノ・フェラーリ・サーキット。
サンマリノの名を冠していても、ここはイタリア。フェラーリのホームグラウンド、阪神の甲子園のようなもの。
26年前、ルノーの地元フランスでジルのフェラーリがアルヌーのルノーを制し、そして今回はフェラーリの家でルノーが制した。
あれから戦われた400以上のレースのうちのひとつで起きた偶然が呼んだ、因縁の再来。
イモラにジルの魂が降臨したと、古参のティフォーシ達は感じただろうな。