不勉強者の言い訳

最近お邪魔しているid:dadakoさんの読書量に圧倒されています。
読書して(英語原書も!)バレエして他にも色々趣味があって…時間を有効に使う人生って、こういうことなのかな、なんて思います。
僕は読書しても、記憶してないんですよ。読んでいる時は頭の中にイメージが浮かんで、それを追いかけて楽しんでいるのですが、詳しい内容がファイリングされないのです。
部屋には何冊も本があり、確かに読んだものなんですが、どんな話だったのかが思い出せない。再読を始めると「ああ、そうそう、こういう話だった」と記憶が蘇って来るんですけれど…。
だから小説に関する知識はかなり漠然曖昧模糊としていて、知ったかぶり程度の話しか出来ないのですよね…。
その一方で、一度読んだだけで細部まで覚えてるものもある。要はどれだけ一読時に深く入り込める要素がその作品にあるか、なんでしょうね。
僕は漫画でも小説でも「その時の自分の波長に100%近く同調する」ものに惚れ込む傾向があり、同じ作品をくり返し読んだり、同じ作家の作品だけを追いかけてしまう。他に存在する無数の「同調する部分が何%かはある」作品群・作家群に興味を示さないんですね。つまり「自分にとってキモチイイものだけしか必要としない」のでしょう。
それじゃいけない、と思ってあれこれ手を出したりもするのですが、「同調率が低い」からやはり記憶に残らない。これはもう、自分の読解能力が「そういうものなんだ」と納得するしかないのです。
でも、覚えが悪いから同じものを何度読んでもその度に新鮮に楽しめる、と言う利点もあるのですけどね(w