明日も元気で

生きて行くしかないでしょう!
今日は銀河の砂粒。人生は宇宙の瞬き。流れ流れて行けば、石もいつか丸くなる。
そうやって緩やかに、いつかは海へ帰ってゆくのでしょう。
Like a Rollingstone.
Let it be.
先人達が星の数ほど紡いできた想いが、すべて今日の自分のためにあるように聞こえます。
暫くは仕方がないのです。
そんな人間であることを、それでもデータ少佐は羨むのでしょう。だって、僕らは時が経てば癒されるけど、彼にはその権利すら無いのだから。


不思議と冷静な自分に驚いています。
多分、最初に感じた衝撃に結果が含まれていたのを無意識に理解していたから。
そして、穏やかに終わってくれたから。


自転車にバックギアがないように、止まったら倒れてしまうように、進むしかないのが人間です。
だったら、今まで登ってきた坂道は、楽しいのです。
登っている時は辛く苦しかったけど、振り返ればそこには、同時に手に出来る空と大地がある。
ありがとう。


もうパンターニには惜別の言葉しか贈れないけれど、僕はまた坂を登ることが出来る。
それは、峠を下ることが出来たからです。


運を天に任せたのです。答えに是非は問えません。
「オレは…ほかの走り方はでけへんし、かえる気もあらへん!」
だから、これからも、同じように、坂を登るのでしょう。


…って、考えたら今までの坂道、全部リタイア?!(禿藁